Saturday 9 July 2016

洋書を読むこと

7月だけどここ数日は過ごしやすい日が続いている。一週間くらい前?にものすごい暑い日があったけどあれ以降は寝苦しい夜もそれほど無い。

最近時間があるので友人に会ったり読書したりしてのんびり過ごしている。ちょこっと声をかけて会える友人がいるというのはなんともありがたく、嬉しいものだ。友人の数は多くなくても、大事にしていきたい関係だなと思う。

自分と合わない人に無理に合わせる必要は無いと思っている。鉄則かもしれない。無理してまで保たなければいけないような関係は友情ではない。

Roald Dahlの短篇集"Someone Like You"が手に入ったので読んでみた。驚くほど読みやすくて、辞書はほとんどいらない。まだ2話しか読んでいないけど、結構夢中で読み進めてしまった。

英語の文章を読むようになった、いや、正確に言うと「読もうとする」ようになったのは本当にここ数年の話である。話したり聞いたりすることには昔から興味があったし、ラジオも何年も聞いているが、読みについて言えばはっきり言って興味が無かった。受験勉強やテスト、講義で必要というだけで、自分から進んで読みたいと思ったことは無かった。そんなんで読む力も伸びるようになるわけがないですね。

それでも、外部からの動機付けがあったのは幸いだったのかもしれない。おかげで「読める」ようにはなっていたが、そこに楽しみを見いだすことはまずなかった。

なんでもそうだけど、本人の、内側からの動機付けがない限りは上達も向上もあったもんじゃない。勉強しろと言われて素直に勉強して伸びる子なんてなかなかいない。

それで、です。

私が興味を持つようになったのは実は仕事のおかげ。ここ数年ちょっと難しくて入り組んだ文章を読む必要性が出てきたのがきっかけで、英文というものに手を出すようになり以前ほど英文に対する抵抗がなくなった。

ただ、電車通勤をやめてからというもの、そもそも読書、活字からだいぶ離れてしまっているので文字を追うことに関して「面倒だ」と思うのは、日本語であれ英語であれ関係ないのかもしれない。

こんなこと書いていると毎日ペーパーバックを、若い頃の村上春樹並に読みあさっているように聞こえるかもしれないけど、全然そんなことはない。うちには装飾品のようにたくさんの洋書が、ここ数年で増えたがほとんど読んでません。「積ん読」というやつ。

でも「何読もうかな」のストックがあるのは小さな幸せ。

万年筆、外出

なくなったと思っていた万年筆が職場の引き出しから出てきた。一本千円のものなので、なくなってもあきらめはつくのだが少し気になっていたのは事実だった。中のインクは空っぽだが一体何色を入れていたのかさえ判然としない状況だった。家に連れて帰って洗うことにした。  翌朝の万年筆カートリッジ...